次世代の扉を開けるか、はたまた試作で終わってしまうか。

攻撃と偵察の両方に使う全く新しいヘリコプター

アメリカヘリコプターメーカーであるシコルスキー社は2022年6月30日、現在開発中の新型機「レイダーX」のプロトタイプについて、完成率90%まで達したとしてその画像を公開しました。

同機は、アメリカ陸軍が推し進めている「将来型攻撃偵察機」(Future Attack Reconnaissance Aircraftプロジェクトに関連する機体です。

このプロジェクトは英名の頭文字から「FARA(ファラ)と呼ばれており、2014(平成26)年に退役したベル製の偵察・観測ヘリコプターOH-58「カイオワ」の後継を生み出すために、2018年からアメリカ陸軍により開始された計画です。

FARAプロジェクトは、ベルとシコルスキーの2社で競われており、2022年度の第3四半期から両社の試作機によるトライアルによって勝者が決定する予定です。

なお、一部報道によると、ベルも2022年4月時点で、試作機は6月までに完成率90%にまで達し、エンジンのない状態でできる限りのテストを行うと語ってたといいます。

シコルスキーが開発中の将来型攻撃偵察ヘリコプター「レイダーX」(画像:シコルスキー)。


(出典 news.nicovideo.jp)

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